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入学手続きは学校により多少異なりますが、一般的には次の書類を入学申請時に求められます。

  1. 入学願書
  2. 高校・大学の成績証明書
  3. 銀行残高証明書
  4. TOEFLの結果報告書
  5. 申請手数料
  6. エッセイ(大学によっては必要になります)
  7. 健康診断書(大学によっては必要になります)
  8. 推薦状(大学によっては必要になります)
学校が決まっていない場合は、成績証明書と銀行残高証明書を先に入手し、TOEFLの必要な人は、早めにテストを受けておいた方がいいでしょう。
1. 入学願書
各学校に資料請求すれば資料と共に入学申請書も同封されてきます。同封されていない場合は、早めに取り寄せましょう。入学申請書は、規定の書式を使うので間違えないよう気を付けましょう。記入事項がわからない時は経験者やカウンセラーに問い合わせることをお勧めします。直接申し込み先の大学にファックスやメールで問い合わせることもできます。入学願書の最後には、記述に間違いや嘘がないことを証明するために署名が必要なので、英語でサインをします。留学中の資金を援助してくれる人のサインも必要になってきます。
2. 成績証明書
成績証明書は、在学していた高校や大学で発行してもらいますが、申請する大学によっては、高校や大学から直接成績証明書を送ってもらう必要がある大学もあります。コピーしたものや高校・大学の封印のない封筒は、受け付けてもらえない事があるので気をつけてください。成績証明書は、申請する学校に1通ずつ必要なので多めに発行してもらう方がいいでしょう。余っても編入の時などに利用できます。また確認用として1通は自分で開封するのもいいかもしれません。高校の成績証明書は、大学によって不必要ですが、最初に取り寄せておいてもいいでしょう。卒業前の場合は現在までの成績証明書を発行してもらいます。すでに卒業した人は、卒業証明書が必要な場合もあります。
3. 銀行残高証明書
一般に留学生は、働く事が認められていないので、働きながら学費を払うという事ができません。そのため留学中に必要な費用を支払う能力があることを証明する書類が銀行残高証明書になります。両親などから費用を負担してもらう場合は、負担同意書の提出を求めらる事がほとんどです。学校により額面を指定される場合とされない場合があります。一般的に1年以上の学費がある事を証明できればいいようですが、各大学に直接確認しましょう。残高証明書を取得するためには、銀行に英文の残高証明書または当座預金証明書を依頼します。即日~数日で発行してくれます。発行日のあまり古い銀行残高証明は、受け付けてもらえないので注意しましょう。
4. TOEFL(Test of English as a Foreign Language)
入学・編入の場合に条件となるのはTOEFLといわれている英語能力テストのスコアです。大学と提携の語学学校、大学付属のESL (English as a Second Language) クラスの校修了者に対してはこのTOEFL免除を設けている大学もありますが、一般的に入学条件としてTOEFLをクリアすることがまず第一関門となります。必要点は、大学や専攻分野により異なりますので、各大学に直接確認しましょう。TOEFLの結果はTOEFL本部から直接学校に送付してもらわないといけないので届くまでに時間がかかる事があります。そのため早めにテストを受けて、必要なスコアを取っておくようにしましょう。
5. 申請手数料
入学申請手数料は入学申請書と一緒に送らなければなりません。これを支払わないと、入学申請書や書類を見てもらえません。金額は大学によって異なりますので、各大学に直接ご確認ください。この入学申請手数料は、払い戻しされません。
6. エッセイ
入学・編入の願書と一緒にエッセイの提出も求められる事が多いようです。大学により書く内容は多少異なりますが、一般的には、入学志望の理由や、何を学びたいかなど、1枚か2枚程度のものを要求されます。出願用紙に書く内容が指定されている場合はそれに従って書きましょう。
7. 健康診断書
健康診断書は大学により必要なところと、不要なところがあります。必要な場合は病院で診断を受けて医師に直接診断書に記入してもらい、サインをもらいます。
8. 推薦状
推薦状は編入の入学申請時に提出を求められる事があります。推薦状を求められた場合は以前によく授業を取っていた先生など、自分を良く知っている先生にお願いして書いてもらうようにしましょう。必要な大学では2、3通は求めれることもあるので、早めに書いてもらう先生を探しておくのがよいでしょう。推薦状は、成績証明書と同じく封印されていないものは受け付けてもらえないので気を付けましょう。